経験した者にしか分からない。地獄の一丁目を見て来た男の一言。山の雪道を舐めると酷い目に合いますよ。
俺は死ぬんだろうな。
こんな経験をされた方は少ないと思いますが、私は実感として体験した事があります。
交通事故ですが、他の車にぶつかったとか、という経験ではありません。後で思うと普段通りに運転していれば防げたかもしれない事故です。
とても怖かったですね。
そのお話しをこれから始めます。そろそろ私が経験した季節がやって来ています。同じ目に合わない様にご注意下さい。
車がスリップして回転する恐怖
7、8年前になるかな、真冬の早朝に仕事でダムがある山の尾根を車で走行していました。カチカチに道路は凍っていましたね。
峠道の長~い下り坂をゆっくりと走行していたのですが、対向車線をダンプカーが2台近づいてきました。
すると、ダンプカーが車線を越えて少しこちらに寄ってきたんですよね。
思わずブレーキを踏みました。普通に・・・。
これが間違いの元で、車はスピンし始めました。
あの、グワン、グワンという不気味な音と共に。
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ひえーっ、怖い。 |
何しろ右側は深い崖です。懸命にハンドルを車が回る方向に回すのですが回転は止まりません。教習所で教わった方法では駄目な様です。
逆方向に回すと横転する危険がありますから出来ません。
運が良いのか悪いのかガードレールの隙間に突入
やはり、運が悪いんでしょうか、ガードレールの隙間を抜ける際、側溝に車輪がはまった様な感じがしました。
車がジャンプして落ちたのは何となく分かりましたが、凄い衝撃です。
シートベルトをしていなかったら首の骨が折れたかもしれません。
そこで止まらず車はそのまま崖を下って行きます。
下るというより落ちて行くと言った感じでした。
「俺、死ぬんだ」
なんか妙に冷静だったのを思い出します。
正面の木に向かい遂に激突
細い木をなぎ倒し車は一直線に下って行きます。正面に太い木があり、そこに向かっているのが分かります。
どんどん近づいて行き、遂に激突。
体が宙に又もや浮いた感じがしたのを覚えていますが、車は止まりました。
車はハイゼットでしたので、前部はメチャクチャですが膝の前でえぐられた車体の金属は止まっています。
ご存じの様に、この車は車の前から運転席迄のスペースが極端に狭いです。よく足まで潰れた金属が届かなかったな、と今だに不思議ですね。
しかし、どうしてもエンジンは切れません。
サイドブレーキをひいた後、ドアをこじ開けたのか、そこから、どう抜け出したのかは覚えていません。
ハッとすると車の外にいました。
助かったんですね。
その後、あちらこちらでスリップ事故
警察に連絡しましたが、電話に出た女性は会話中に車のスリップの音が聞えるので「なんかすごい音がしますね」と、言ってきました。
私の事故に関係なく、次々とスリップして衝突しています。
あちらこちらで衝突事故が起き、大変な状態になっていました。
私の車は単純にスリップして崖を滑り落ちたので、他車とは衝突していません。後続車とも距離があったのは覚えています。
少しするとパトカーが到着して塩カルをまき始め、それから事情徴収が始まりました。
そんな訳で私の車は大破、仕方ないので保険会社に連絡をして事故処理を依頼。初めてレッカーを呼びました。
事情徴収を受けましたが他車とはぶつかっていないので割とすぐに終わりましたね。はるか崖の途中で車が木にぶつかって止まっていますからね。
まあ、見ればわかる通りですから。
雪道の下りではエンジンブレーキが基本、その他には・・・
自らの過失が事故を呼ぶ
下りでのブレーキはシフトダウンしてから軽く
そんな訳で一命は取りとめましたが車は大破し、使い物にならなくなりました。
あの時に悔しかった事があります。それは事故った車のローンがあと1回で終わる事でした。
もう、後の祭りですね。
命があっただけでも良かったと思うしかありません。
そんな訳で、もうその季節に入ってきました。最近は山沿いでは雪が降り始めていますから要注意ですね。
私の様にならないで下さい。
まとめ
こんな訳で命拾いはしましたが車は大破して使用不可能になりました。良くぞ五体満足で済んだと今でも思っています。
何かに助けてもらった様な気がします。
そこで私みたいにならない様に冬場の心得です。
- 早めのタイヤ交換
- 2駆動、4駆動車は冬の期間中は4駆動にしておく
- 長い下り坂はエンジンブレーキを多用
- ブレーキをかける際は弱目にかける
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