山は管理に手が届かないのでドングリは少ない。代わりに熊は怖くなくなった人間を食べる様に変化。
今日も暑いですね。畑仕事をしたので汗が抜けません。
なのでウオーキングは中止。余り暑い日はやらない事にしています。
やはり暑さのせいで、すれ違う人は何時もより疎らですね。
私の散歩コースの遊歩道は幼稚園と小学校が住宅地の中で隣接しています。
ここからは小学校は高い法面の向こうにありますが、幼稚園は低い法面なので遊んでいる園児が見えます。今は夏休みで寂しいですが普段は賑やかですね。
といっても法面は高いので全身は見えません。
私に気付くと
「こんにちは」
と声をかけてくれる園児たちが散歩の楽しみの一つになっています。
うちの子らもこの頃が一番可愛いかった様な。
熊注意の看板が増えた様な気がする
以前より看板が増えていますね。
何がって、
「熊出没注意」の看板です。
最近、会話が少ないので情報不足かも知れない。
散歩コースの中に大きな公園がありますが、そこも以前に熊が確認されたはずですが看板はありません。
小高い山へ入る遊歩道があり、その方面に看板が設置されると団地の北、西、東の3方が危険地帯になります。
何か不思議ですが、相対的には看板が増えた事には間違いがありません。
夜明け前とか薄暗くなってからのウオーキング等は控えた方が良いですね。
もっとも、ここ4、5年はクマ出没の噂は聞いていませんが、回覧板には書いてあるのかもしれません。知らないのは自分だけかも。
それ以前は
「〇〇〇に熊が目撃されましたのでご注意下さい」
と、アラートが頻繁に鳴っていました。
結構ドングリが多い
そう言えば春先に歩いているとドングリの多いのに気づかされました。ほゞ毎年です。
一昨年の様に歩道迄溢れるという程ではありませんが、多いのには違いがありません。それに引き換え山奥はドングリが不作。と、毎年の様に聞きます。
これを集めて山奥に持って行ってあげたいですね。
そうすれば人里に降りて人間と出会う事もありませんから。
今季も餌不足で冬眠できなかった熊が多かったんでしょうから、冬眠開けに腹を空かせていたかもしれません。
森に人が手を加えると林となる
人手不足で山を管理出来なくなった話をよく聞きます。
実際、「樵(きこり)」とか「マタギ」という固有名詞は死語になりつつありますね。この人達は自分の山を管理していました。
日が当たるように邪魔な枝や木を切って木々の間を開けたり、木を伐採すれば苗木を植えて植林したりして管理していました。
そう、林が多かったんですね。
「カシ」「ナラ」「カシワ」等のブナ科の管理もしていたんでしょう。
これらの木はドングリを作ります。
それを熊やリスたちが食べるんですね。
かなり栄養満点とか。
残念ながら、その人たちが減ってしまったんです。
ハッキリ言えば高齢化で後継ぎがいない。
少子化で将来跡を継ぐべき担い手がいない。
親の苦労を見ていますから跡を継ぎたくない。伐採しても木が売れないとかの話も聞きますね。外国産の木の方が安いからです。
益々、山は荒れて行きます。
今は外国産もかなり高騰しています。元に戻すチャンスですが今の自民党では余程真面目にやらないといけませんね。
今はまだまだ円安ですから、かなり高いはずですがどうなっているんでしょうか。
最近、やっと少し円高になりマスコミが騒いでいますが、以前の120円を割る感じにならないと円高のイメージは湧かないですね。
マタギの人達が、田舎の役場が依頼した熊の駆除の金額が余りにも安いので断ったとか。そんな話を聞きますが、確か1頭当たり8,000円だったかな。
都会の賃金から見たらかなり安いですね。
しかも命がけです。
杉花粉軽減の為に政府が動きそう
毎年スギ花粉の患者が困っていますが、花粉症の方はかなりの数になるみたいですね。
国策で杉をやたらと植えたために、日本の花粉を飛ばす杉は膨大な量になっています。政府もやっと重い腰を上げて杉の対策に乗り出すそうです。
飛ばす花粉の量が極少ない杉に植え替える計画とか。
多分国有林だけだと思いますが、何もしないよりはましですからね。
ついでに、ドングリを作るブナの木の手入れをしたらどうなんでしょう。
裏金作りで地に落ちた政府の存在価値を上げる絶好の機会となります。
小学校とかに熊が乱入して、子供たちが被害に会う前に手を打たないといけません。狼みたいに絶滅させようと極端に動き出す前にやる事があります。
熊は人を恐れなくなった
以前は熊は人を恐れていたそうです。彼らが生息している山奥に人間が来るのは殆どがマタギでした。
彼等は鉄砲を持っていますからね。鉄の臭いのする人間は怖い。と、認識していました。
ところが大分前からマタギは激減し、代わりに山奥まで高速道路等は走り、観光として普通の人間が入り込む様になってきました。
偶然に人間と出くわした熊が恐怖のあまり襲い掛かると、意外に人間は弱い。そんな感じで仲間に伝わり、インプットされて行きます。
人間は怖くない。弱い。
熊にこう思われると怖いですね。笛とかラジオとか音を出すと、今まで熊は「人間だ」と感じて逃げていました。
でも、人間は弱いと知った熊は反対に近づいてきて襲います。
人間は餌だと思い始めている
YouTubeの動画なんか見ていると、高速道や舗装された道路で熊が車に向かって突進するのをよく見ます。
後で車を点検するとボディがかなりへこんでいますからビックリします。
物凄い力ですね。
あれを見ても人間を恐れていないのが分かります。
テレビで熊に詳しい人が怖い話をしていました。
熊は人間を餌だと思い始めている。と、言うんですね。
熊は草食動物かなと思っていたら雑食動物の様です。川でサケを獲る姿を見ても、そう感じます。
たまたま山道で出くわした人間が、怖くて無我夢中で殴ったら簡単に倒れた。そして返り血を拭こうと腕で拭い、舐めたら美味かった。
腹が減っていたので試しに食べたらこれも美味い。
人間は餌だ。
と彼らは人間をそう認識し始めます。
怖いですね。
人間を餌だと認識されたら、防ぐ手立てはありません。
これからは山菜取りも野鳥観察も命がけ。スキーも。
もう気軽に裏山に山菜取りに行きましょう。何て言えなくなりました。
現に山菜取りに山に入った高齢者が熊の餌食になっていますが痛ましい事です。
スキーもそうですね。これはヨーロッパの動画でしたがノルディックスキーを楽しんでいる人達を追いかけている熊がいました。
早いですね。雪の中をスキーヤーよりも早いスピードで追いかけてきます。この人達はベテランでしたから熊の方が途中で諦めました。
下手な人達でしたら襲われていましたね。
まあ、外国の場合は銃を持った山岳パトロールもいますから多少は安全ですが絶対ではありません。
日本も山岳パトロール隊を充実させないと毎年被害者は増え続けるでしょう。
後書き
私の住んでいる県は山の方に行くとキャンプ場が多いです。ある山奥ではダムが出来たお陰で道路が整備されました。
それまでは車が通れるような道路では無く山道でしたね。当然、そんなところに入る人たちは山で生計を立てている人達位です。
でも、整備されると人が入り込んできます。あっという間にダム湖にはブラックバスが放たれ、ルアー釣りをする人達で溢れかえります。
リリースなんて格好良い事を言っていますが、彼らはブラックバスのお陰で山奥の湖の生態系が崩れる事を意に帰しません。
悲しい事です。
でも、至る所に「熊に注意」「マムシに注意」という看板が目立ちます。
彼等は構わずに入って行きますね。
被害が増える訳です。
皆さんご注意を。
「気になる事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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