セミは木に卵を産み、その幼虫は地中に潜り7年かけて地上に出る。その後1週間の命。
庭の至る所に無数の穴があります。
これは蝉が地中から這い出して来る時に作る穴ですが、年々増えていく様です。特に猛暑と言われる夏が多いですね。
蝉の合唱はまだ聞いていませんが、その前に雀たちにやられるのが多い感じがします。
毎年恒例の追いかけっこも始まっている様です。
畑の往復の度に気になる穴
やっとタイトルの話が出来ます。駐車場から庭への入り口から直径2、3㎝の穴が結構目立つ様になりました。
その時は害虫が出入りする穴かと思い足で土をかけて埋めたりしていましたね。
一昨日は目の前を変な昆虫がのそのそと歩いていました。何だろうと思い見ていたのですが、そのまま通り過ぎました。
家に入ってから「セミ」だと気が付きました。
私はこの歳になるまで、穴から出て来て木に向かっていくセミを見た事がありません。木にしがみついて泣いているセミは間近で何回も見ていますが。
しかも普段目にするセミではありません。殻が抜けないままでの姿で歩いていたんです。脱け殻が歩いていたので直ぐにセミだと気が付かなかったんですね。
木にしがみつかないと殻から抜けられない、セミの習性です。
あれはきっと木に登って殻を脱いで、第一声を上げようと思っていたんでしょうね。
ここは地獄の一丁目。雀の巣の真っただ中
でも、ここは近所中でも雀が多いところです。斜め下の家は瓦屋根の和風の家ですが、雀の巣が数多くあるみたいです。瓦と雨樋の間から何匹も雀が顔を出します。
彼らは私の畑のこまい土を虫落としに使っています。
言わば地獄の一丁目みたいなところです。毎年、雀に追われたセミが逃げまどっている危険な場所です。
何故、こんな危険なところに毎年多くのセミが卵を産むんでしょうね。
考えてみると、この辺で高い木を植えている家は私の所と二軒隣のお宅だけです。
家は隣の家との境のフェンスの手前に杉の木が8本あります。直ぐ脇が隣の駐車場で大雪の日に木に積もった雪が隣の駐車場の車の屋根に落ちました。
無言の苦情があり、止む無く現在は短く刈っていますが、もう直ぐ枯れるかも。
それでも柿の木や梅の木の他にも名前も分からない木があります。
そこに卵を産み付けて行くんですね。
そして幼虫が土に穴を掘って潜って行く様です。
これは柿の木ですが無数のセミの抜け殻があります。100個以上あるんでは。
出て来るのが7年後。周りは雀だらけ・・・。
過酷な運命が待ち受けています。
セミもそうですが今年は害虫が多いですね。
ヨトウムシやコガネムシの幼虫がやたら目につきます。
セミは何を食べるんでしょう。
害虫を食べてくれると良いんですが。
今年はやたらとセミの穴が多いです。
セミも害虫も大発生しそうな気がします。
と、いうことは雀も増えるのでは。
今年の夏の思い出話です。
0 件のコメント:
コメントを投稿