桃太郎は桃から生まれたのではなく、お婆ちゃんが生んだ って?

2024年8月18日日曜日

気になる事

慣れ親しんできた桃太郎。実は何という事でしょう、本来のお話を都合よく改ざんされていました。

おとぎは話面白いですね。

お伽とも書きますが、御伽噺(おとぎばなし)の略とか、夜のつれづれを慰める為に話し相手になる。

つれづれとは長く続くくさま、思い続けるさまとか言いますね。

要するに寝る時にお付き合いする為にお話しをするとか・・・

まあ、そんな意味でしょうか。

豊臣秀吉には御伽衆(おとぎしゅう)という人たちがいました。 

秀吉は元々が百姓出身で、読み書きが苦手なので耳学問を得る必要があったとか。


ちょっと、おとぎ話の事で面白いを聞きましたのでご紹介させて下さい。

本来のお話を国政の為とか教育上の理由で中身が改ざんされた「御伽噺」があるとか


面白そうなので調べてみたら、ありましたね。

皆さんよくご存じの桃太郎さんのおとぎ話です。



では始まり始まり


実は桃太郎はお婆ちゃんが生んだ・・・ぎょっ

では、桃太郎が改ざんされる前はどうだったんでしょう。

これから解説していきますね。


私たちが知っている「桃太郎」は

  お婆ちゃんが川で洗濯をしていると

  どんぶらこ どんぶらこ と

  大きな桃が流れてきました。


  お婆ちゃんが家に持ち帰りました。

  桃を切ると

  中から赤ちゃんが出てきました。


  赤ちゃんは「桃太郎」と名付けられました。


と言うのが私たちが知っているおとぎ話です。

ところが

ビックリどっきり


江戸時代の本来のおとぎ話では

  お婆ちゃんが川で洗濯をしていると

  どんぶらこ どんぶらこ と

  大きな桃が流れてきました。

  お婆ちゃんが家に持ち帰りました。


ここ迄は同じなようですが、これからは違ってきます。

  お婆ちゃんが桃を切って食べると

  何とした事でしょう。

  お婆ちゃんは若くピチピチした頃に戻りました。

  (原文ではありませんので、大体こんな話として書いています)


  お婆ちゃんがびっくりしているところへ

  お爺さんが帰ってきました。

  お爺さんもビックリしました。


  お婆ちゃんに勧められ

  お爺さんも桃を食べました。

  すると、お爺さんも若い青年に戻りました。


  二人は見つめ合い、寄り添いました・・・。

  そして、赤ちゃんが生まれました。

  赤ちゃんは「桃太郎」と名付けられました。


これが、本来の「桃太郎」のお話です。

「笑点」の小遊三さんのお得意のお話しですね。


なぜ変えられたのか

なぜ変更されたのでしょうか


教育上よろしくない

変えられたのは明治時代です

大人の忖度(そんたく)で変更、つまり都合で変えさせられたんだって。


学校制度が始まり、教育上の都合があり

「このままではマズイ、子供に話しずらい」てな意見が出て

変えることになりましたとさ。


確かに混乱していたでしょうね

大分前、NHKのドラマで「国語元年」とかのタイトルで面白い番組がありました。


井上ひさし脚本で

出演者が 川谷拓三と奥さん役のちあきなおみ、それと石田えり

名前を聞いただけでおかしくなりました。


日本の統一の言葉を作る使命を受けて悪戦苦闘する、コメデイタッチのドラマでした。その頃も東京が首都ですが、元々が江戸弁で標準語ではありませんでした。

しかも、殆どが田舎から大臣とか高級役人に出世していますから様々な方言丸出しの国でした。こんな事では外国人も訳しようが無い。

そもそも日本語というものが無かったのですね。

秀吉や家康は何をしていたのでしょうか、これも面白い題材になりそうです。


これでは、いかんという事になり、標準語作りが開始されたわけです。

青森から鹿児島まで地方独特の方言が乱立していた時代でもあり、

何といっても、西洋と肩を並べようと懸命の文明開化の時代です。標準語を作るのに大変苦労しました。


諸外国とお付き合いするのにも必要不可欠でしたね。

教科書作りも苦労したと思います。なにしろ標準語がはっきりしない時代でしたから。


現代でもありますね。

外国の方が大阪の町に住むと自然に話ことばが大阪弁になる。


若い頃東京に転勤になりましたが、住んでたところが北千住の近くで

その辺の人達が話すのが標準語と勘違いしていました。

あれは江戸弁、東京弁ですね。



日本を強くする為

それと明治維新以降、日本は中国や他のアジア諸国の様に侵略されないように国を強くする富国強兵に努めていました。


強い男の子が生まれてきて鬼=外国の軍隊をやっける

そういう意図も政府にはあったようです。


子供の教育上の為と国の基本政策の為に変えられた

という事ですね。



まとめ

江戸時代では、そのまま言い伝えられてきました。

ところが明治時代になると、新政府は世界列強に負けない様に富国強兵策を取りました。


当然ですね、他のアジアやアフリカ、ポリネシアの様に侵略されてしまいます。

野蛮で非科学的な国と見られてきた日本を、列強の様に強く作り直す必要がありました。

でないと、いずれ利用され侵略されてしまいますから。


最近知りましたが、維新を起こした薩摩、長州、土佐を中心とした人達の中には新国家を作るための人材が少なく苦労したそうです。

もっとも役に立ったのは旧幕府の臣でした。

小栗上野介とか世界の知識を学び、実践する優秀な人は多くいましたが、惜しくも暗殺されたり新政府に処刑されていますから。

もっと話し合えば良かったですね。

何か明治政府は好きになれません。


おとぎ話も例外ではありませんでした。

「お婆ちゃんが赤ちゃんを産むのはまずい」

子供たちの教育によろしくない。それに男の子を強くさせる必要がある。


てなわけで改ざんされました。

お粗末様でした。


「気になる事」に関する記事をまとめています。宜しければどうぞ。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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hiroくんです。 はじめまして。 このブログは私の家庭菜園の悪戦苦闘の内容を中心に書いています。 たまに息抜きに今までのペットの事を書いたり、気になった事を書いたりと、寄り道しています。 今回、家庭菜園のブログの中で日記帳の物を他の物と混ぜて別ブログとして立ち上げました。その中では書きたい事を遠慮なく書くつもりです。

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