自分だけは大丈夫は怖さを知らないから。地震はそんな甘いものではありません。
何気なく5時頃にテレビをつけてこの地震を知りましたが、津波もさることながらマグニチュードの大きさにも驚きました。
でも、テレビのアナウンサーたちは今回の地震の事よりも別な事に興味を持っているようですね。こんな事は滅多に無い。
画面をよく見ると「南海トラフト」の文字が。
どうも南海トラフトの予兆の地震らしいですが、その結果が間もなく出るらしい。
私も東日本大震災の被災者でしたが、色々な事がありました。
避難所で食料を配る際に、些細な事で被災者を怒鳴り散らす担当のオヤジがいました。作業服から見ると土木作業関係らしかった。
こういう時は本性が出ます。
我が家も、その後に続いた大きな地震で何度もリフォームしましたが、今度大きな地震が来たら家を捨てるしかないですね。
もう、まとまったお金は無くなりました。
あの時の県からの補助金も一部損壊で数万円。こんな金で何が出来る。もしも今後法面が壊れたら県の責任です。
近所の家の法面も当時のままです。
異常事態の時は本性が現れます
能登半島の地震の時のお話しです。今回こんな記事は書きたくなかったのですが、テレビを見ていて余り酷いので記事にしました。
避難所に行っても食べ物も出ない
能登半島方面で地震があった翌日かな、テレビを見ているとこんな報道がありました。
家が傾いても住まざるを得ない一人暮らしの高齢者は、一度避難場所の病院に行ったが何時迄待っても食べ物は何も渡されなかった。
出たのは水一杯だけ。
いてもしょうがないと悟り、傾いた家の方が良いと戻って行きました。
今どうしているんでしょう。
インタビューしたテレビ局の人は、行政にその人の事を伝えたのでしょうか。
苦しむ息子に何もしてあげられない
涙ながらにお母さんが言っていました。
息子が地震でヤカンの熱湯をかぶってしまった。
その子を連れて病院にやっとの思いで着くと、
診察した医者から
「火傷はⅢ度レベルじゃないと入院させられない」
と言われる。
ところが、家は地震で住めない状態。
どうすれば良いのか迷う。
医者は受け付けません。
なんとか知り合いの家に身を寄せたが、道路状態が悪く着くまでが大変だったとか。
そして、間もなく息子の様態が急変。
「痛い、痛い」と言って苦しみます。
そして、医者から見捨てられた息子は苦しみながら死んでいきます。
「もっと遊んであげればよかった」
涙ながらのお母さんの言葉が印象的でした。
緊急の場合、この医者の対応は非難されるべきですね。
大変な状況にあったのは分かりますが、もう少し時間をかけて様子を見るべきだった。
非常時においてさえも、ヒャクシジョウギな医者はいらない。
多分、後で問題になるでしょう。
でも、どうやら問題にならなかったみたいです。報道関係者は何をしているんでしょうね。
若い頃、医者の誤診で間違った薬を10年も飲まされて死んだ仲間がいます。
詳しい事は書きませんが、もう少しましな医者に出会えていれば火傷の子も仲間も命を捨てることは無かったでしょう。
大変な事は分かりますが、
医者はこういう時程、冷静になってもらいたいです。
お医者さん、災害関連死を作らないで。
もっと思いやりを持って困っている人に寄り添ってください。
もう大分落ち着いてきたと思いますが、民家自体が歴史的な建造物が多く、古い町並みも多い様です。
どうしても地震には弱い作りです。
これから大変でしょうが、頑張るしかありません。
今回の地震でも報道関係者は醜い
テレビ局の名前は言いませんが、見ていた方は奇異に感じていたでしょうね。私も目を疑いました。
地震が起きて、女性やテレビ局の人が机等の下に隠れて難を逃れている画面が何度も繰り返し流されます。
これを映しているのは防犯カメラかなと思っていましたら、違うんですね。
何人かの男性がスマフォで地震の様子を画像に収めています。多分動画を撮っているんでしょうが危ないですね。
そのうち大型のカメラを担いだ男が撮影しながら入ってきました。
凄まじいカメラマン魂ですね。
賞賛に値します。
だが、これは間違っている
中には本当に実況を報道しようとプロ意識で撮っている人もいるでしょうが、大多数は上司に命令されたか、命知らずが興味本位で撮っていたのでしょう。
地震は繰り返し起きてきます。
もし、天井が落ちたらこの人達は良くて大けが、まず即死です。天井板は薄いから1枚1枚は軽いですが、繋がっています。
それに、無数の照明器具等が設置されていますから物凄い重量になっているはずです。
いかに報道関係者とはいえ、スマフォで撮る暇があったら地震が落ち着く迄自分の体を守って下さい。
のほほんとスマフォで撮影していて被害に会っても誰も同情しません。
何やっていたの。馬鹿。
で、お終いです。
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